● AJモード(通常版)・よくある質問「HTMLモードとの関係」


1.AJモード単独で、PrintScreenキー対策できますか?
PrintScreenキー対策を使われたい方は、HTMLモードとの併用(もしくは、HTMLモード単独)をご検討ください。AJモード単独では動作しません。

2.AJモードとHTMLモードの違いは何ですか?
AJモードでは、Acrobat® JavaScriptを活用することで、PDFファイル自体にセキュリティ処理を施し、保存されたとしてもローカルでは開けなくする機能です。それに対して、HTMLモードでは、PDFファイル自体には何の変化もないのですが、Adobe® Reader®のツールバーを非表示にするなどの方法により、そもそも保存されないようにするなどの違いがあります。詳細は、こちらのページをご参照ください。

3.保存対策としては、HTMLモード単独でも十分ということですか?
HTMLモードはたしかにPDFファイルを保存されないようにする機能であり、HTMLモードでプロテクトされているファイルを保存することは、圧倒的大多数の一般的なレベルのユーザーには、とても難しいと思われます(有料オプションのキャッシュ対策を使っている場合は、さらにそうです)。

しかしながら、とは言っても、「どんな手段を使っても保存できないか?」と言われれば、「それは違います」と言わざるを得ません。そこで、保険を掛ける意味合いで、万が一保存されてしまった場合でも、ローカルや想定外のURLでは開けなくするAJモードを併用していただくと、より完全に近い保護対策になるかと思われます。

なお、PDFファイル内の検索を行いたい場合などは、Adobe® Reader®のツールバーを非表示にしたままでは具合が悪いため、HTMLモード(正確には、HTMLモード単独)ではまずく、AJモードを利用していただく必要があります。PDFファイル内の検索は行えるようにしたいので、Adobe® Reader®のツールバーを非表示にすることはしたくないが(したがって保存ボタンが表示されることになるので、AJモードは必須だが)、PrintScreenキー対策を利用したいという方の場合、HTMLモードとAJモードの併用をお勧めしたいです。Adobe® Reader®のツールバーを表示させつつ、HTMLモードを利用して、PrintScreenキー対策するということが可能です。

その他、HTMLモードとAJモードには、それぞれ一長一短があり(比較表)、互いに補う関係にあります。

4.保存対策としては、AJモード単独でも十分ということですか? HTMLモードは必要ないのでは?
一般的なレベルの対策であれば、AJモード単独でも十分と言えます。しかしながら、下記の点をご考慮ください。

  • AJモード単独では、PrintScreenキー対策を行うことはできません。PrintScreenキー対策を利用したいという方の場合、HTMLモードとAJモードの併用もしくは、HTMLモード単独のご利用が必要です。

  • プロテクトを解除される可能性はよほどの上級者であり、根気がなければ無理だと思われますが、そのような可能性を考慮するのであれば、保存されないに越したことはないことは言うまでもありません。ハッキング対象のファイルが、何としてでもプロテクトを解除したいと思う人物に渡ること自体の危険性は否定できませんので、それを考えれば、HTMLモードも併用してください。

  • AJモード単独では、Microsoft Edge(Windows10)やMac版Firefox、iPhoneなどをサポートすることができません。より広い動作環境を確保する必要がある場合は、HTMLモードが必須です。

  • AJモード単独では、Adobe Readerがインストールされていない場合でも、それを検出できないため、Adobe Readerが端末にインストールされていないユーザーがPDFファイルを閲覧しようとしても、エラーメッセージを含めて何も表示されません。ユーザーは何が起こったかわからない可能性があります。

その他、HTMLモードとAJモードには、それぞれ一長一短があり(比較表)、互いに補う関係にあります。

5.AJモードを使えば、絶対に想定外のURLでは開けなくなると考えて良いですか?
いいえ、絶対ではありません。現在分かっている制限事項は一つです。購入者及び購入予定者以外の方にはお伝えしていません。

より安全にプロテクトされたい方は、HTMLモードとの併用をご検討ください。この両方を使っていただけましたら、この価格帯で、このレベルの保護は、他社のサービスでは存在しないと思われます。