HTMLモード版「ページの閲覧期限設定機能」について


  1. AJモード版「PDFファイルの閲覧期限設定機能」との差異を教えてください。
  2. AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」よりHTMLモード版「ページの閲覧期限設定機能」の方が優れているようですが、では、HTMLモード版の同機能を利用する場合は、AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」は無意味なのですか?
  3. サーバでログを取るなどカスタマイズは可能ですか?
  4. 閲覧制限をむかえた場合に表示されるexpire_pdf_sh.htmlはカスタマイズ可能ですか?
  5. HTMLモード版「ページの閲覧期限設定機能」の場合、ユーザーが自身のPCの時間を変えるというような手段を取ってきてもブロックできるということですから、サーバからずっと閲覧禁止にしたいPDFファイルを削除しなくても大丈夫ですね?
  6. HTMLモードとAJモードを併用しますが、AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」のみを申し込んだ場合、どうなりますか?
  7. アクセスする人によって、閲覧期限を設けたり、設けなかったりできますか?
  8. ユーザーが閲覧を開始した時刻では、ページの閲覧期限にひっかかっていなかった場合で、閲覧途中にページの閲覧期限をむかえた場合、どうなりますか?

1.AJモード版「PDFファイルの閲覧期限設定機能」との差異を教えてください。

機能AJモード版
「PDFファイルの閲覧期限設定機能」
HTMLモード版
「ページの閲覧期限設定機能」
基本的なチェック方法Acrobat® JavaScript JavaScriptでも可能ですが、PHPやASP .NET(C#)などサーバサイドでのチェックを組み合わせる方法も可能ですので、後者の方法をお勧めします。
ユーザーが自分のPCの時間を変更した場合チェックできません。
PHPなどサーバサイドプログラムでチェックするように設定していただいた場合は、ユーザーの偽装もブロックできます。
動作環境
AJモードの動作環境と同じ。つまり、Adobe® Reader上及びChrome PDF Viewer上。HTMLモードの動作環境と同じ。つまり、Adobe® Reader上、Chrome PDF Viewer上、pdf.js上、iPhone/iPad用ページ上。
価格
 HTMLモード版のページ閲覧期限設定機能をご購入の場合で、HTMLモードとAJモードを併用されている場合は、HTMLモード版の同機能の料金のみで、AJモード版のPDFファイルの閲覧期限設定機能をご利用いただけます。
5,400円(税込み)10,800円(税込み)
世界レベルでのご利用たとえば、2015年12月15日21時までと設定された場合、それぞれの国の2015年12月15日21時に閲覧できなくなります。時差を考慮して、世界同時に閲覧をストップさせることはできません。たとえば、2015年12月15日の21時に閲覧禁止とした場合は、日本では同時刻に、アメリカでは現地の時間dでいうと朝の時間帯に閲覧禁止となるように、世界中で同時に閲覧禁止とすることが可能です。お客様にカスタマイズしていただく必要がありますが、逆にそれぞれの国の21時に閲覧禁止となるようにプログラミングしていただくことも理論的には可能です。
両方を使っている場合の挙動先に、HTMLモードでのチェックが入ります。基本的にありえないですが(誤った設定をされていたり、サーバの時間が大幅に狂っている場合など。)、HTMLモードでのチェックにパスした場合のみ、第2段階としてAJモードでのチェックが入ります。

  


2.AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」よりHTMLモード版「ページの閲覧期限設定機能」の方が優れているようですが、では、HTMLモード版の同機能を利用する場合は、AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」は無意味なのですか?
いいえ、そのようなことはありません。万が一保存された場合の保険のような役割をするAJモードですから、万が一保存された場合は、AJモード単独時と同じようにないますから、無意味ではないです。

ただし、HTMLモードの同機能を利用される場合は、必須とも言えないため、HTMLモード版の同機能をお申し込みされた方は、AJモード版の同機能を無料でご利用いただけるようにしています。

  


3.サーバでログを取るなどカスタマイズは可能ですか?
はい。Referrerを取得していただければ、どのページを閲覧していたかもわかるでしょうし、セッション情報などから誰なのかも特定可能なのかもしれません。弊社プログラム部分をいじらないように御注意いただきながら(バックアップはしておいてください。)、カスタマイズしていただくの問題ございません。

ただし、サーバサイドプログラムのファイル名にはHTMLモードのバージョン名が含まれています(ex. バージョン2.78bの場合はexpire_sh278b.php。)。HTMLモードをアップデートされますと、ファイル名も変わることになりますので、カスタマイズされている場合は、必ず、カスタマイズ部分を再移植・再統合してください。

  


4.閲覧制限をむかえた場合に表示されるexpire_pdf_sh.htmlはカスタマイズ可能ですか?
はい、自由にカスタマイズしていただけます。たとえば、「2015年12月15日 19:00:00まででした。」のような閲覧の期限を表示する部分を消したい場合は、JavaScript部分を根こそぎ削除していただくか、一から作成しなおしてください。

  


5.HTMLモード版「ページの閲覧期限設定機能」の場合、ユーザーが自身のPCの時間を変えるというような手段を取ってきてもブロックできるということですから、閲覧禁止にしたいPDFファイルをサーバからずっと削除しなくても大丈夫ですね?
いいえ、お勧めしません。たとえば、閲覧期限として2015年12月15日23:59:59までにしたいとして、夜中の0時にサーバのファイルを削除するなどの作業をするのは大変だし、間違いの元だし、間違いが起こった場合に収拾がつきにくいなどの理由で、翌日朝9時以降で時間がしっかりと取れる時間に削除作業をしたい場合などに、このページの閲覧期限の設定機能は向いています。

もちろん、AJモードの同機能よりは強力ですので、多少サーバに残しておいても、一般的なユーザーを相手にする分には問題ないでしょうが、より高いセキュリティのためには、作業できる時に早めに削除されることをお勧めします。

  


6.HTMLモードとAJモードを併用しますが、AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」のみを申し込んだ場合、どうなりますか?
AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」は5,400円(税込み)であり、HTMLモード版の「ページの閲覧期限設定機能」の場合、10,800円(税込み)ですから、HTMLモード版の同機能にすると確かに5,400円(税込み)費用が余計にかかりますが、HTMLモード版の「ページの閲覧期限設定機能」のご利用を強くお勧めいたします。

基本的に、AJモード版の「PDFファイルの閲覧期限設定機能」はAJモード単独でのご利用の場合のみご利用ください。というのは、AJモードの「PDFファイルの閲覧期限設定機能」はAdobe® ReaderやChrome PDF Viewerでしか動作しませんので、HTMLモードで動作可能なpdf.jsやiPhone用ページで動作せず、たとえばiPhoneでアクセスした場合には、閲覧期限が設定されていないなどの片手落ちになる可能性があるからです。

  


7.アクセスする人によって、閲覧期限を設けたり、設けなかったりできますか?
はい。理論的には、弊社提供のPHPプログラムなどをお客様でカスタマイズしていただければ可能なはずですが、ここまで来るとカスタマイズというよりほとんどお客様独自プログラムになると思います。セッション情報などから「誰」という情報を取得して、吐き出すJavaScriptを変えれば良いですね。

ただし、サーバサイドプログラムのファイル名にはHTMLモードのバージョン名が含まれています(ex. バージョン2.78bの場合はexpire_sh278b.php。)。HTMLモードをアップデートされますと、ファイル名も変わることになりますので、カスタマイズされている場合は、必ず、カスタマイズ部分を再移植・再統合してください。

  


8.ユーザーが閲覧を開始した時刻では、ページの閲覧期限にひっかかっていなかった場合で、閲覧途中にページの閲覧期限をむかえた場合、どうなりますか?
一度ロードした時には期限内であった場合は、ユーザーがブラウザをリロードしない限り閲覧可能です。決められた時間になったら、ユーザーが閲覧中でも強制的にエラーページに飛ばすことは技術的には不可能ではないですが、そのような実装はしておりません。

既存の機能で何とかそれに近いことを実現していただくためには、「一定時間以上の閲覧を禁止する」機能(この機能は無料。HTMLモードの詳細設定ウイザードのステップ4に設定がございます。)をご利用ください。たとえば、閲覧時間を1時間に制限すれば、1時間後にはエラーページに飛ばされ、再びPDFページにアクセスした際には、「ページの閲覧期限設定機能」によりexpire_pdf_sh.htmlに飛ばすということが可能になりますから、ずっと開けぱなしにしておけばいつまでも閲覧できるということは防げます。