有料オプション:正規表現によるPDFパスのチェック機能1.概要
1ライセンス: 12,960円 特殊なキャッシュフォルダー(パスに規則性がある場合。)にダウンロードされることが分かっている場合で、ユーザーごとにパスが異なる場合などに御利用いただけます。ex. 「C:\Users\ユーザー名\hoge(6桁の数字)\」など。主なご利用例は、Lotus Notes環境です。 この有料オプションは、http://やhttps://で始まるURLでの御利用はできませんので、ドメイン部分(ホスト名)についての正規表現によるチェックはできません。御注意ください。 ※ 例えば、example.comというドメインがあった場合に、任意のサブドメインでOKとしたい場合は、AJモードの「サブドメインの違いを問わない形でチェック」で設定していただくと良いです。ですから、ドメインのチェックで、正規表現が必要になってくるケースは稀だと弊社では、考えています。 2.PDFファイルが自身のパスをどのように認識しているか?
正規表現を書いていただくためには、PDFファイルが自身のパスをどのように認識しているかをご理解いただく必要がありますが、これが意外と複雑です。「C:\Users\aiueo\hoge123456\test.pdf」の場合、PDFファイルは自身のパスを「/C/Users/aiueo/hoge123456/test.pdf」のように認識します。 パスの区切り文字は「\」ではなくて、「/」(スラッシュ)になります。また、ドライブ名の部分は出だしが「/」になり、「:」はなくなります。 また、「\\サーバ名\hogehoge/test.pdf」の場合は、「/サーバ名/hogehoge/test.pdf」のように認識します。最初の「\\」は「//」ではなくて、スラッシュは1個だけになります。 ただ、もっと簡単にPDFファイルがお客様環境にてどのように自身のパスを認識しているのかを調べる方法があります。サポートにお問い合わせください。 3.AJモード・設定上の御注意a. プロトコルの設定について![]() b. ドメインの設定について必ず、「チェックしない」を選んでください。![]() c. ドメインの設定について「パスに含まれる文字」の部分は空白にしておいてください。後続の「正規表現」のセクションでより詳しく設定できますから、ここは空白にしておいてください。![]() d. エラーメッセージの設定について正規表現に合致しないパスの場合はアラートを出すこともできます。アラートのOKボタンを押すと、PDF文書も閉じられます。表示しないようにすることも可能です。表示させる場合は、パスをチェックしていることがばれるような、分かりやすすぎるメッセージは避けてください。![]() e. 正規表現によるパスチェックについて正規表現は計3パターン設定できますが、複数設定した場合には「or(または)」による条件照合になります。なお、正規表現ですから改行なしで入力していただく必要がありますが、改行を入れられてもプログラムで自動削除します。![]() f. その他の設定についてPDFファイルへのリンクのさせ方(開けさせ方)にもよりますが、ステップ1の1番の「ブラウザ上のみで表示させるか」の設定は適切に行ってください。ブラウザ・プラグインではなくて、Adobe® Reader内に表示する設定の場合には、この1番のセクション内のチェックボックスは全てoffにしていただく必要があります。<a href="PDFのパス">PDFファイル</a>のようにリンクしている場合には、ブラウザ内に表示されていなければエラーとするというふうにしていただいた方がセキュリティが高まります。 ![]() また、想定しているユーザーがWindowsに限られる場合は、ステップ2でWindows限定に設定された方がセキュリティが高まります。 ![]() 4.トラブルシューティング![]() ![]() また、「半角文字で入力すべきところを全角で入力していないか」「大文字と小文字の違いで間違っていないか」「OSやブラウザによって異なるかもしれないキャッシュフォルダーのパスなどを吸収できる正規表現になっているか」など、今一度正規表現を見直していただくと同時に、シミュレーション機能を御活用ください。どのようなケースでNGと判定され、どのようなケースでOKと判断されるか分かり、そこから適切な正規表現にたどり着ける場合もありえます。 ![]() それでも解決しない場合は、
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